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減量騎手の意味

競馬用語集( 減量騎手 )

用語
減量騎手
説明

通常よりも負担量が軽くなっている騎手で、正式名称は「見習騎手(みならいきしゅ)」。

減量制度は、騎手免許をとったばかりの騎手に対して騎乗の機会を多く与え、育成を図るために設けられました。

免許の通算取得期間が3年未満であって、勝利度数が100勝以下の騎手一般レース特別レースのように斤量の定められたレース以外のレース)において、負担量を減量する特典が与えられています。

また、勝ち数が30勝以下は3キロ減、50勝以下は2キロ減、100勝以下は1キロ減の負担量で騎乗できます。

というのも、この減量制度は技術の未熟な新人(若手)騎手がベテラン騎手と同一条件で競走したとき不利になるため、そのハンデとして負担量を軽くすることで騎乗機会を少しでも多くし、見習騎手の育成を図るために設けられています。

ちなみに、当日版(新聞)の騎手欄にある▲は3キロ減を、△は2キロ減、☆は1キロ減を表しています。

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