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奇跡の血量の意味

競馬用語集( 奇跡の血量 )

用語
奇跡の血量
説明

父母を一代目とした場合、三代目と四代目に同じ祖先(種牡馬)があると、その血量を18.75%もつ馬ができます。

生産理論のひとつで、「フィッツラックの18.75%理論」といい、一般に「奇跡の血量」と言われています。

きわめて単純な交配方法で、現在では理論としては問題にされていないが、近親交配の一例で走る馬も数多く出ています。

ちなみに、日本ではコダマ(昭和35年ダービー馬)がブランドフォードの18.75%ということで騒がれはじめ、意識的に交配する生産者が増えた時期もありました。

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