競馬バンク 競馬用語集 伝貧の意味

伝貧の意味

競馬用語集( 伝貧 )

用語
伝貧
説明

馬伝染性貧血の略語。

この病気はウィルスによって起こる馬特有の法定伝染病です。

症状は40度前後の高熱が出て、2~4日後には平熱に戻りますが、また高熱が出るという状態を繰り返します。

感染した馬は次第に貧血し衰弱し、感染が判明すると法の定めにより安楽死の処置がとられます。

日本中央競馬会では年2回全在厩馬を対象に検査(定期検査)を行い、また施設外から入厩する馬に対してはその都度検査(入厩検疫)を実施し、予防に当たっています。

関連用語

用語 説明
DDSP(軟口蓋の背方変位) 喉頭口前方にある軟口蓋が喉頭口付近に変位することにより、呼吸を阻害する病気。 呼吸時に軟口蓋が揺れることにより「ゴロゴロ」などの異常音を発することが多く、喉頭片麻痺(一般的にいわれる喘鳴症)と…
手がわり レースにおいて、それまで乗っていた騎手から他の騎手に替わることで、乗り替わりとも言います。 また、担当厩務員が替わることを指すこともあります。 →「乗り替わり」と同義。
定量 負担重量の1つ。 収得賞金、勝利数などに関係なく一定の斤量に定められるレースを定量戦と言います。 →「別定重量」と同義。
手の内に入れる 騎手が、その馬の性格や脚質などを熟知した状態。 手の内に入れた馬を「お手馬」といい、「お手馬手綱いらず」という言葉もあります。
天神乗り 騎手の騎乗フォームのひとつで、鐙を長くして乗る日本独特の乗り方。 騎手の体重が馬の背中に直接かかるため、スピードがあまり出ず、騎乗姿勢が安定するので障害レースに向いています。 反対に鐙を…
蹄葉炎 肢に故障を発症し動けない状態で、他の肢で長時間負重し続けると蹄の内部の血液循環が阻害され、蹄の内部に炎症を起こし激しい疼痛を伴う病気。 馬は奇蹄類(蹄が一つ)であるため病勢の進行を止めることは…
天狗山 トレセンのスタンドで、調教師が各馬の調教を監視しているところ。 自分の管理馬を自慢し合うことから、天狗山と言われるようになりました。
テレビ馬 クラシックレースなどの大レースで明らかに力不足と思われる馬でも、出走した以上はテレビに映ろうということで強引に前に出て戦う馬のこと。
手前 馬が走る時に、左右どちらの脚を前に出すかを示す言葉。 左脚を前に出す場合「左手前」、右脚を前に出す場合「右手前」と呼びます。 先天的に右利き、左利きという馬もいますが、一般的な競走馬はど…
テン 「テンが速い」「テンから追う」と言うように、よく使われる競馬用語で、最初、初めてという意味合いを持ちます。 使い方はいろいろあり、「テンが速い」と言えば「スタート直後のスピードが速いこと」、「…
用語 説明

競馬用語集

Top
競馬バンク 競馬用語集 伝貧