大逃げの特徴や有名馬
大逃げ
脚質・走行方法 |
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大逃げ |
特徴や有名馬 |
2番手以下の馬を大きく引き離す逃げのことを指します。 大逃げを行うことを「大逃げを打つ」と言われます。 大逃げを行うとレース中に2番手との差が極端に開き、特に長距離競走ではその差が顕著に出ます。 第82回天皇賞では、プリテイキャストが大逃げを行った結果、道中で2番手以下を100m以上引き離して、そのまま勝利したことも記憶にあたらしいのではないでしょうか。 しかし、多くの場合は相応の実力と、馬場状態や他馬の動向などが有利に働くこと等が必要であり、それらに恵まれないと大逃げしてもレース後半にスタミナが保てず、大きく失速して大敗という結果となってしまいます。 日本の競馬では、一昔前にはGIなどの大レースにおいて大逃げをする競走馬がいました。 このような大逃げは実力的に大きく劣る競走馬が、「せめてテレビ中継によく映るように」という馬主の要望によって行われることが多く、そのような競走馬はテレビ馬と呼ばれていました。 ただ、現在は出走頭数制限とレース体系が整備されているためその様な馬は殆ど存在しません。 と言っても、『勝つための戦術』としての大逃げは無くなった訳ではありません。 競馬の格言で「人気薄の逃げ馬は買い」と言われるように、後続集団で有力馬が互いに牽制し合い、ゴール前の直線でスパートをかけるも逃げた馬を捕らえ切れなかったということで波乱をまねく結果が少なからず発生しています。 大逃げを多用した代表的な競走馬
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