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トカラ馬の特徴や歴史

トカラ馬

参考:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%A9%E9%A6%AC]

トカラ馬

名前
トカラ馬
特徴や歴史

トカラ馬(トカラうま)は、トカラ列島(鹿児島県鹿児島郡十島村)で飼育されてきた日本在来種の馬で、1953年に鹿児島県の天然記念物に指定されました。

体高はおよそ100~120cmと小型で、在来馬の中でも最小クラス。ポニーに分類されます。

毛色は鹿毛のものがほとんどで、暑さに強く、古くから農耕や運搬、サトウキビ搾りなどに利用されてきました。

そんなトカラ馬の歴史は浅く、1952年、鹿児島大学の林田重幸教授によって、トカラ列島南端の宝島で確認され、「トカラ馬」と名付けられました。

林田教授によって確認された当時、トカラ馬は43頭が飼育されていたが、1974年には、宝島に残ったトカラ馬はわずか1頭となってしまいました、

この馬はトカラ列島の中之島に移され、本土から再移入されたトカラ馬との間で繁殖が行われた。

その結果、2007年現在、中之島では約10頭のトカラ馬が飼育されています。

中之島の飼育地は、島のほぼ中央に位置する高尾盆地の牧場で、ここではトカラ馬が一日中ゆったりと草を食む姿が見られます。

ちなみに、中之島と本土と合わせた総頭数は、107頭に増加しています(2002年現在)。

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