白毛（しろげ）は馬の毛色の一つ。

全身の毛の大半が白く、肌がピンク色の馬のこと、またはその状態そのものを指します。

知られている毛色の中では最も白い毛色です。

全身の白い毛とピンクの肌、黒ないし茶色の目が特徴。

青い目を持つと言われることもあるがあまり見かけません。

また、一部原毛色の斑が入る場合があるが、芦毛などとは異なり生まれたときから真っ白なことが多くなっています。

一方で、出生時は比較的広い範囲を原毛色の斑が覆い、加齢とともにそれらが抜けて白毛になる例もあります。

似たような毛色である佐目毛との区別は比較的難しいが、白毛の方がより白く、有色毛の刺毛が生える場合が多い。

また、白毛は黒～薄青色の虹彩を持っていますが、佐目毛は虹彩の色素が殆ど無く、ここで区別することもできます。

白毛は白毛遺伝子やサビノ遺伝子を持つ親から生まれるが、これらの遺伝子は少ないため、結果として出現率は非常に稀です。