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薄墨毛の特徴

薄墨毛

参考:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%96%84%E5%A2%A8%E6%AF%9B]

薄墨毛

名前
薄墨毛
特徴

薄墨毛(うすずみげ)は馬の毛色のひとつ。

灰褐色から薄墨色の馬のこと、またはその状態そのものを指します。

芦毛や河原毛、粕毛と非常に混同されやすい毛色ですが、別の遺伝子です。

被毛はおおむね灰褐色~薄墨色に着色し、体色に比べ四肢は黒いのが特徴です。
また、背中の黒いしま(鰻線)や、四肢のシマウマ模様などが出ることがあります。

この他に、粕毛に似る個体もいるが、白い刺毛が入っているわけではなく、全体的に薄くなっていて、芦毛のように加齢とともに白くなることもありません。

家畜馬としては、アルゼンチンのクリオージョ種を除くと極めて稀です。

これ以外にはマスタングやクォーターホースの中に稀にいますが、日本国内で薄墨毛として登録されたことはありません。

現存する最後の野生馬として知られるモウコノウマの毛色がこれにあたります。

また、ラスコー洞窟に描かれる馬も薄墨毛で、ウマ亜属本来の毛色は薄墨毛だったと考えられています。

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