競馬バンク 日本古来の在来馬・和種馬 野間馬の特徴や歴史

野間馬の特徴や歴史

野間馬

参考:[http://opencage.info/pics/large_14698.asp]

野間馬

名前
野間馬
特徴や歴史

野間馬(のまうま)は野間(愛媛県今治市)で飼育されている日本在来種の馬。

体高はおよそ110~120センチメートルと小型で、ポニーに分類されます。

また、毛色は栗毛、鹿毛が多くなっています。

越智駒や土佐駒など、かつて四国に存在した在来馬の一種として考えられ、縄文時代末期にはすでに祖先が存在したとする説もありますが、現在では、四国をはじめ日本列島における縄文・弥生時代の馬の出土事例は後代の混入とされ、家畜化された馬の伝来は古墳時代・4世紀末から5世紀であると考えられています。

ちなみに、現在では、野間馬ハイランドなどで飼育され、数は約80頭に回復しています。

そこで乃万小学校の生徒たちのため、野間馬に活躍してもらおうと小型化して乗馬以外に小型の馬車を引くための準備が関係者によって進められています。

かつてのように農耕としての需要はないものの、観光用として用いられ、温和で賢い性格のため、小学校のクラブ活動や動物療法にも利用されています。

その野間馬の特徴としては、以下のものが挙げられます。

  • 性格は温和で賢い。
  • 四肢は短節で細い。関節は骨太で蹄は緻密。
  • 体格に対し頭部は大きい。前髪、鬣が長く蜜毛。
  • 江戸時代には白毛(芦毛)が流行したが、現在では栗毛・鹿毛が中心。
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